私は県議を9年、また市長を9年務め、行政改革や財政再建、子育て支援策や障がい児施策など、
地方行政の現場で住民の皆さんの福祉向上と市の発展のために汗を流してきました。
また、県の市長会長や県下全自治体の市町長で結成した首長連盟の代表、そして全国の50歳以下の
市長で組織された全国青年市長会の会長も務めさせていただきましたが、それぞれの会の活動を通じ
様々な自治体の現場の声を直接聴く機会が多くありました。
その中で、地方が疲弊し自主自立を目指す地方分権改革への意欲さえ失われようとしており、
地方と国の間に大きな乖離が生じていると強く感じていました。
そこで、地方も国も元気になる真の地方分権改革が必要という思いと、この誇るべき我が国を
元気にするために愛すべき郷土愛媛からお手伝いしたいという思いから、地方行政の現場や
各市長会の活動を通じてお聞きした皆さんの声をしっかりと国政に届けたいと思っています。
我が国は、景気低迷などで長期にわたり閉塞感と不安感に覆われてきた中で、震災で自然の脅威を目の当りにして、今、国難ともいうべき危機に瀕しています。また一方で、少子高齢化など社会に大きな変化が押し寄せ、不透明な時代を迎えようとしています。
そうした中、我が国とかけがえのないふるさと愛媛が、前向きに歩んでいくために、また、国民と県民の皆さんが幸せを感じていただける時代を創っていくために、私が培った経験を生かし努力したいと思っています。